スタッフが辞めた時の補充はどうする?経営者の尽きない悩みとは!

先ほど、妻に聞いてみました。

「経営者として今の一番の悩みってな~に?」
答えは、「スタッフが辞めた後の事かなぁ。それと新しいスタッフを入れること」だと言うことです。私自身も振り返ってみてやはり「人」の問題が一番大変ですね。

と言うことで、今回は技術者(スタイリスト)が辞めた後、次の人員が補充できるまでの経営をどうするかを一緒に考えてみたいと思います。小さい声で言いますが、今回はスタッフが辞める度に悩んでいる妻のために書いています。又、辞めるのはアシスタントではなく、売上が毎月60万円~80万円ある技術者が想定です。

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1.辞めるスタッフの給料分、丸ごと増える?

こう考えてみてはいかがでしょうか。通常、スタッフの給料は「売上の30%」ですから、今回の例で言うと以下の計算になります。

  • 売上60万円~80万円×30%=180,000円~240,000円
    となります。

30%は最低の掛け率ですから、最大で考えたとすると

  • 売上60万円~80万円×38%=228,000円~304,000円
    と言う計算になります。

本来払うべき給料が無くなるわけですから、美容室側にとってつまり経営者のあなたに取っては決して悪いことではありません。あなたはきっと「お客様が回らない」と考えるのでしょう。特に個人売上が高い技術者が辞めるとなると辞めることの損害やデメリットを考えやすいのですが、考え方を変えれば悪いことばかりでは無いはずです。

店内が忙しくなって仕事量が増えても給料が上がらないのならスタッフも嫌がりますよね。でも、売上と連動したシステムなら嫌がるスタッフはいないはずです。もしまだシステム的に難しいというのであれば、一定額の売上を超えたら「満員御礼」とか「目標達成ボーナス」として少しの金額でもスタッフに還元することです。

少なくても経営者にとっても、働くスタッフにとってもマイナスになることはありません。

2.客単価を見直す

この機会に思い切って客単価をアップさせる方法を取り入れたらいかがでしょうか?妻の美容室は客単価が4,000円~5,000円ほどです。これは単価としては非常に低いと言えます。私の店は低い時でも8,000円を超えていましたし、最近は12,000円くらいが平均客単価です。

私はアドバイスとして、一つ一つのメニュー料金の見直し、特にカット料金を値上げした方が良いと話しています。現状の客単価は近くに同じような美容室が出来たことを想定すると恐ろしい数値です。根こそぎ持って行かれる可能性があるのです。
お客様がなぜ自分のサロンを選んで来てくれているのか、どこに魅力を感じて来店し続けてくれるのかを良く考えなくてはなりません。

客単価は最低6,000円、出来れば8,000円くらいを目指します。

  • 500人/月×4,500=2,250,000円
  • 400人/月×6,000=2,400,000円
  • 300人/月×8,000=2,400,000円

極端な計算になりますが、上記のように500人の来店数が仮に値上げによって減少したとしても、客単価を変化させることによって

  • 相対的な売上はほとんど変わらず、

むしろお一人お一人にしっかり対応できる時間が生まれるので、お客様の満足度は間違いなくアップします。

3.予約システムを変える

妻の美容室は基本的に予約制は導入していません。一度導入したことはありましたが、うまくいかなかったそうです。原因は簡単です。お客様はどっちでも良いのです。お客様は別に予約制が好きなわけでも無いですし、反対に受付順制が嫌いなわけでもありません。そのお店のやり方に合わせてくれるのです。受付順制の店がいきなり「予約制」にしてもうまくいかない理由はココにあります。

  • 時間が必要なのです。

ちなみに私のサロンでは「予約優先制」でオープンしましたが、それでもすべてのお客様が予約してくれるわけではありませんから、予約してくれる人と予約無しで突然来店する方と店舗内でごっちゃになります。最後にはせっかく予約しても待たせてしまうこともあるわけです。ですから、数年後「予約制」に変更しました。

すると、近所の方は来店して予約を入れてくれるようになり遠方の方も予約の電話をくれるように変化していきました。現在の私のサロンは「完全ご予約制」ですので、どなたが何のメニューで何時にご来店か事前に分かりますので、ぎりぎりまで自分のために時間が使えます。予約方法は電話かメールで、メールが8割を占めています。

今回のまとめ

スタッフの出入りは経営者にとって、尽きることの無い「悩みの種」です。でもスタッフが辞めることに一喜一憂している時間さえもったいないのが経営者なのです。悩むのは止めて次のステップに進んで下さい。まずは、

  • 「客単価アップ」と
  • 「予約制の導入」

を早急に検討して下さい。どちらも、簡単に・・・すぐに・・・結果が出るものではありません。時間が掛かることだから早めに対応、準備が必要なんです。スタッフが楽しく仕事ができる美容室ならば必ず「良き人材」に恵まれます。万一、必要では無かった人ならば思い切って「切る事」も大切です。では又。

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