大阪駅周辺、格安宿泊の選択肢!ホステルorゲストハウスそれともドミトリー?

今回の記事は「大阪限定」の内容になります。大阪を中心にして仕事や旅行で長めに滞在する場合には多少なりともお役に立つかも知れません。
私自身、昨年後半から毎月茨城と大阪を往復しています。仕事関連ですが、昨年はすべて日帰りでした。相手の方と大阪駅周辺で待ち合わせするのにも11時頃で間に合いますし、当日の帰りは夕方6時くらいまで打ち合わせが可能なのです。
私の場合、自宅→茨城空港→神戸空港→神戸・三ノ宮駅…大阪駅 と言う経路になります。
- 自宅⇔茨城空港駐車場60分
- 茨城空港8時35分発⇔神戸空港1時間15分で到着(日によって時間に若干変更あり)
- 神戸空港⇔三宮駅間20分[ポートライナー] ※JR西日本は「三ノ宮駅」と呼ぶ
- 三ノ宮⇔大阪駅およそ40分
茨城から大阪まではトータルで3時間ちょっとですので「日帰りが可能」です。大阪は息子夫婦もいるのでプライベートで行く機会がありますが、仕事関係で行くのはさほどないので、1月後半に2泊3日の予定で宿を探してみました。
インターネットで大阪周辺を検索してみたらドミトリーとかホステル、ゲストハウス、シェアハウスなど、今まで聞いたことのないような宿泊施設がたくさん出てきました。
このような宿泊設備に興味関心がある方でしたらぜひこのまま読み進めて下さい。まったく興味のない方は、申しわけありません。このままページを閉じてください。
今回は大阪駅から近いということと、利用者の評価がかなり高いこともあり「ドロップ イン オオサカ(Drop Inn OSAKA)」という宿泊施設にしました。さっそくネットから「予約と支払い」をしました。この予約を入れたのはおよそ3ヶ月前でした。
はじめに
ドミトリー、ゲストハウス、ホステルといったいろいろな呼び方がありますが、 一番簡単な表現をすると「他の旅行者と相部屋を前提とした宿泊施設のこと」になります。今回は「ドロップインオオサカ」を初めて利用した体験談になります。
- 大阪駅前からトランクを引いて、私の足で10分
- 予約日2017年10月7日、宿泊日2018年1月21日~23日
- チェックイン16時以降、チェックアウト11時
- 男女共用2段ベット
- 共用のシャワー施設あり
- 禁煙
- 今回の宿泊料金4,640円(税込) → 1泊あたり2,320円
朝食付き - ※今回ネット予約早期割引20%あり(1,160円割引)
- 無線インターネット無料
このような条件と宿泊設備に興味関心がある方でしたらぜひこのまま読み進めて下さい。宿泊した感想をイメージとして言葉に表すと「まるで学生時代の運動部の合宿のよう」でした。と言っても夜中に騒ぐとかまくら投げ?するとかそんなことは一つもありませんが・・・。
1.初めてのドミトリー
2段ベットに男女共用で宿泊するという経験は「人生初」になります。繰り返しになりますが、先日宿泊を済ませてきたのでその経験を書くことで少しでもあなたのお役に立てればいいなと思い書いています。
第一の印象は「外国人の宿泊客が圧倒的に多い」ということです。アジア系、ブラジル系、ロシア系、アメリカ系?今回の宿泊に限って言えば日本人は私の他にもう1組いたかどうかだと思います。今回は仕事がらみでひとりでの宿泊だったので唯一日本語の通じるフロント(受付)担当者以外はほぼ話をしていません(笑)
しかも、私以外のほとんどの宿泊客は男女ともに年齢層が20代から30代と思われます。つまり、自分の息子や娘と同年代の外国の人たちと1つ屋根のしたで過ごしたのです。私に英語を話すスキルがあったなら・・・外国の人とコミュニケーションを取れる能力や度胸があったなら事態は変わったかもしれませんが、残念ながら今回に限っては人生初の体験が多すぎてそのような余裕すらありませんでした。
2.ドロップインオオサカ(DropInnOSAKA)について
今回宿泊したドロップインオオサカ(DropInnOSAKA)はネットで検索して、思い切って予約をしました。じつは直前まで「やっぱり宿泊するの他のところにしようかな」と考えがよぎってました。結局一念発起して自分の中でパラダイムシフトを起こすような気持ちでドミトリーを初体験したのです。
ドロップインオオサカ(DropInnOSAKA)の内容をピックアップしてお伝えします。
- 1階がフロント
- free WiFi
- 全館全室禁煙
- 朝食無料→コーヒー+トースト+ジャム&バター
- 24時間使えるランドリー
- 24時間使えるシャワー室
- 小さな売店あり→カップラーメンなど売っています
- 24時間出入り自由(ホテル、部屋)→暗証キーが必要
- 24時間使えるラウンジ&キッチン
- 私が宿泊したのは今回は5階の部屋ですが、3階まで移動するとWiFiが切れてしまうのでその階ごとのSSIDをあらかじめスマホやタブレットにパスワードとともに事前に準備しておいた方が良いと思います。
また部屋全体は10時消灯になります。それ以降も部屋の出入りは自由にできますが、就寝している人もいるため足音や着替え、話し声、ドアの開閉など音が出るものは注意が必要です。
また、隣にどんな人が寝ているかわかりませんので「いびき」対策として、必要な人には耳栓を貸し出してくれるサービスがあります。耳栓は宿泊先によっては有料になりますが、ドロップインオオサカでは貸し出し無料です。
朝食は朝7時から10時まで3階で食べることができます。私は前日夜9時に寝て朝10時過ぎに3階に行ったので何もありませんでした。朝食の時間については、チェックインの時に話がまったくなかったのでチェック後の11時まではいつでも食べられるのかなと勝手に思っていました。ご注意ください。
2日目は朝7時過ぎにシャワーを浴びてから身支度を整え、9時前には3階の朝食に向かいました。食パン2種類、バター、マーマレードジャム、マシンのコーヒーなど自由に食べることができました。スマホやタブレットの充電ができるもあります(もちろんペットのところでもできます)
この3階に小さな売店やランドリー、キッチンなど揃っています。また自分が使用したスプーンや食器類は自分で洗うことになっています。これはフロントで教えてもらったわけではなく、他の人たちのやることを見て「あ、自分で洗うんだ」とわかったのです。42インチほどのテレビも壁付けにありましたが、電源は入っていませんでした。
着替える場所は基本的にありません。ベッドとベッドの間は壁がありますが、ベットの入り口は1枚のカーテンがあるだけです。着替えはこのベットのスペースでするか、トイレに行ってするしかありません。私は、ベットのスペースでどうにか着替えましたが、他の数人の人はトイレやシャワー室まで行って着替えていました。
シャワー室はストレートの水の出方はなく「シャワー」のみでした。水圧は十分でとても気持ちの良いシャワーを浴びることができます。水とお湯で水温調整を行うタイプですが、間違ってお湯だけ出してもやけどをするような温度ではないので安心です。
このシャワー室は一つずつ完全に区切られていて、シャワー室と着替えのスペースに分かれています。洗面台に鏡があり、ヘアドライヤーが用意されていました。
トイレは各階にあるようですが、3階と宿泊した5階では男女のトイレの位置が逆になるので、間違って女性トイレに入りそうになりました。男女の区別がイラストのマークだけで赤や青などカラーで区別していないのでご注意ください。
ベッドのスペースは「畳1枚分」で敷き布団とマットレス、枕、上掛け布団、小さめの鍵付きの貴重品入れがあります。このスペースの中で「スマホや読書」はほぼ出来ないと考えてください。疲れます!又、バスタオルは1枚無料で貸し出しがありますが、歯ブラシやタオルはありませんので自分で用意する必要があります。
ふだん「そば殻」の枕を使用しているので今回の枕は頭が沈んでしまうほど柔らかかったので、正直2日間共に熟睡は出来ませんでした。枕って眠りには大事なので、ふだん硬めの枕を使う方は注意した方が良さそうです。ホテルなら「選べる枕」のサービス提供しているところもありますが・・・料金的に不可能だと思いますので。
鍵付きのシューズボックスはエレベータの乗降口近くにありますし、部屋を入ってスグのところにもあります(げた箱です)。大切な靴なら鍵付きに、それ以外ならげた箱へ・・・そんな感じです。
エアコンや空気清浄機など空調設備は申し分ありません。暑がりの僕にとっては部屋全体の温度は熱く感じましたが、ベッドスペースはちょうど良い温度でした。なお、トイレの洗面台はお湯が出ません、水だけです。
ドレッサーのところはドライヤーも使えないですし(使用不可)、洗面設備もありません。椅子と鏡があるだけです。施設全体もとても清潔感があり、好印象を持ちました。フロントスタッフもメンバーが入れ替わってもその感じのよさは変わりませんでした。
まとめ
今回は大阪駅に近く、利用者の評価が非常に高く、そのかわり料金が低いと言うドロップイン大阪を利用しての私個人の感想です。
旅行者にとって宿泊料金が安く抑えられて、移動するのに駅にも近いとなれば、それだけでも魅力的です。外国から来た若い人たちにとってはなおさらだと思います。
では私個人がまたこのようなドミトリーを利用するかと聞かれたら・・・今回の経験だけで充分のような気がします。つまり、もう泊まることは無いと思います。今回は興味半分で宿泊しましたが、十分な睡眠がとれたとは思えず、自宅に帰ってから若干疲れました。また暖房が24時間かなり効いていたため今ものどが痛いのです。
また、貴重品の保管に関しても若干不安が残りました。もちろん今回は何事もありませんでしたが、見ず知らずの外国の方々との共用スペースの中で寝泊まりするのはちょっと心配で、部屋から出入りするたびに貴重品をどうするか考えなくてはなりませんでした。
あなたが若くて、外国の人たちと抵抗なくコミュニケーションが取れてあちこち出かけるのがとにかく好き・・・そんなタイプだったらこのドミトリーのような宿泊施設はきっと気に入ると思います。もっと年代的に若い時に体験しておけばよかったなぁと思います。
自分の年齢的を考えれば「お金の節約」よりも「施設やサービスの快適性」を優先すべきだったかなぁと思います。どんなにお金の節約が出来ても「楽しさ」が半減したり、時間がむだになるようなことや肉体的に負担がかかるような環境に身は置かない方がよい!が結論です。
やはり、仕事でも遊びでも経済的なことが絡んできます。まだ余裕がある時に将来の準備をして「生涯に渡ってお金に困らない環境づくり」をしておきたいものです。では又。吉原将行
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