美容室開業前の集客の決め手はこの4つ!具体的なアプローチ法はこれ!!

いよいよテナント物件も決まり、その準備に追われ始めますがその前にやっておかなければならないことがいくつかあります。

通常はオープン前に、チラシや新聞折り込みそしてご近所に挨拶回りなどします。でも、たとえば「11月18日、東海村にオープンすることになりました「美容工房 たんぽぽ」の吉原と申します。どうぞよろしくお願いします!」と言うだけでは、とうていご来店頂くことはありません。

その目の前にいる方は「すでにどこかの美容室の大切なお客様の一人」になっている可能性があるからです。「ちょうど良い美容室を探していた」というドラマティックなタイミングはほぼありません。

そこで、数ある美容室からどうにかこうにか、どんな手段を使っても「絶対に一度は来て頂く」ように仕向ける工夫が必要です。でも、多くの経営者がやってしまう間違いが・・・新規オープン祝いとか記念と銘打って

  • 単純に「○○円引きます」
  • 「○○%サービス」
  • 「○○プレゼント」

とやってしまいます。こんな単純な割引やサービスではお客様はとうてい動いてくれません。

私も20代のときに勤めていた大型店舗で1日当たり300件の訪問をして、不在でなければ「今度・・・○○にオープンしました○○です・・・」と挨拶しながら回るのですが、殆どのおうちでは在宅であっても扉を開けてお話を聞いてくれることはまずありません。

成功するのは、たまたま庭いじりしていたとか、ご近所同士で立ち話している最中だったとか、そんなタイミングの時だけです。

そこで、今回は自分の3店舗目のお店を新規開業する時は「絶対使おう!」と思っているとっておきの方法を書いておきたいと思います。この方法はまだ結果を出しているわけではありませんが、実施した美容室も知りませんので、きっと誰もやったことがないのではないかと思います。

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A.半径500メートルを巻き込め

美容室は基本的に地域密着型の商売です。ときどき、遠くからご来店頂けるお客様もいらっしゃいますがいつまで来てもらえるか分かりません。やはり、近くに気に入った美容室があるのはお客様側にとっても、サロン側にとっても有利なのは間違いありません。

ところが前書きの所でお話ししたように、ご近所に挨拶しようにも、相手に出て来てもらえない確率が高いのでは宣伝しようがありません。ただポストに入れたとしても、ゴミ箱に直行するだけですから資源のムダと言えます。

新しい美容室が近所にオープンするからと、ご近所は多少気にしてはくれても何か行動を起こすと言うところまでは行き着きません。開店してからしばらく様子を見ようという人たちが殆どだからです。

  • 「パーマやカラーを安くする」と宣伝してもあまり魅力は感じませんし
  • どんなお店なのか
  • どんな人がやっているのか
  • 料金はいくらなのか
  • そもそも上手いのかどうか

が心配なのですから・・・。

そこで、オープンキャンペーンイベントとして、ご近所の女性(ターゲットとする年代を明記)に「シャンプー・セット」を無料~500円のサービスで施術するのです。これなら髪をカットするわけでもないし、スタイルが変わってしまう訳ではないので「来やすく」なります。

美容室の中を見てもらうことにもなるし、技術のレベルも体験してもらえる事になりますので、新聞の折り込みやタウン誌などに掲載するよりもアピール度と効果は期待できるはずです。

B.近所の人気店を巻き込め

私のサロンのある、道路の両側には和菓子店や布団屋さん、花屋さん、電気屋さん、洋品店などが点在しています。近所のお店(商売をしているところ)を味方につけることで、そこに来店するしているお客様や取引している業者さんなどもイベントなどに巻き込める可能性が出て来ます。

従来の美容室のオープン記念というと

  • シャンプー・トリートメント剤
  • ヘアケア剤
  • スタイリング剤など

美容系商材や消耗品が多いのですが、これからは発想を変えて近所づきあいに徹してみてはいかがでしょうか?

サロンのご来店時に

  • ご近所の和菓子店のまんじゅうとか
  • ご近所の花屋さんのお花や鉢植え

プレゼントしてみるのです。オープン当日は予約制で受付しておけば事前におおよその準備数も分かります。お互い商売として考えたとき相互利益になるし、お客さまも喜んでくれるので結果的に「三方良し」となります。

美容室の新規オープンに、自分の店のまんじゅうや鉢植えがプレゼント品で扱ってもらえたら相手としても嬉しいでしょう。その和菓子店も花屋さんも「良い品」をきっと「安く」提供してくれるはずです。

又、それぞれのお店の女性陣には順次交代で予約を取り付け、全員「シャンプーブロー無料サービス」に参加してもらって下さい。

C.次につなげる仕組みを構築すること

近所にお住まいの皆さん、そしてお店を経営している店主やその奥様を巻き込んでご来店頂く事が出来ました。でも、一回きりでは次につながりません。来て頂くと同時に次のステップを準備しておきます。それが

  • 顧客カードの活用

です。カードに住所・氏名・誕生日など記入してもらった時点で「次回サービス券」を発行します。

その内容を今回と同じ、

  • シャンプーブロー(期限付き)にするか
  • ヘアトリートメント無料サービスにするか
  • ハンドマッサージやヘットマッサージ無料にするか・・・

この3つの中からご来店時に選んでもらえるようにする方法も良いと思います。大切な事は「常に次回の来店につなぐ」と言うことを忘れずにアクションを起こすことと仕組みを作ることです。

特に初めての来店時には「サロンカード」「名刺」など忘れずに準備しておいて下さい。又、忙しくて大変でも「サンキューレター」として、はがきに当日担当者が必ず一言メッセージ添えてお礼の気持ちを伝えましょう。

D.お茶会でリーダーを見つけ出せ

女性は基本的に「おしゃべり」が大好きです。人の話を聞くよりも何よりも「自分が話したい」のです。私の美容室では15年ほど前から、

  • お茶会
  • 茶葉料理会
  • 食事会
  • 忘年会など

毎月1回以上開催してきました。このイベントにより、アンケート調査などするよりももっと正確にお客様の声をダイレクトに聞くことが出来ます。

私の美容室ではじめた時は、お店をオープンしてからしばらく月日が経ってしまいましたが、お茶会などのイベントは開業直後からはじめた方がお客様とサロン・スタッフとの距離感を縮めることが出来ます。有効な手段の一つですので、ぜひお試しください。

お茶会は「毎月」、「茶葉料理会」は2ヶ月に一度の頻度を目安に開催しました。震災で被災した後はなかなか開催できずにいましたが、少し無理してでもやれば良かったと今は後悔しています。

このイベントは他のどのイベントよりも気軽に出来る上に、お客様同士の絆を深めてくれる企画ですのでおすすめします。このお茶会を開催すると興味深いことが分かります。

当日は知らない人同士が何人もいるのですが様子を見ていると、

  • 話の中心になる人はいつも同じ人で
  • 大勢の中で仕切ったり、話が出来る人は
  • たいてい「リーダー素質」のある人

です。この人とサロンやスタッフとの結びつきをしっかりやっていくと、そこから次々と口コミが生まれ集客に困ることはないでしょう。お茶会のタイプには、

  • おしゃべりが中心のものと
  • 勉強会・情報の交換など

が中心の場合と2つあります。おしゃべり中心のお茶会の時、男性の私は殆どしゃべらないか、席を外しています。その方が上手くいきます。当日の私の仕事は、事前のセッティングとお茶や茶菓子の準備です。

美容室開業時の集客のまとめ

今回は、3店舗めの新規開業時に使ってみたいイベントとして、

  • 半径500mのお客様にアプローチ
  • ご近所の人気店とつながる
  • 次回につなげる仕組みづくり
  • お客さま側のリーダーを美容室側に取り込む

これらを開業後の集客の手段として考え、具体例として

  • シャンプー・ブローサービス
  • 特定対象者の割引き
  • 顧客カード作成
  • 次回サービス券発行
  • お茶会の開催
  • 食事会、料理会、忘年会、新年会などのイベント開催

特にお茶会に関しては女性に圧倒的に人気があるので、あえてその場では美容関係の話はしません。肌の手入れをどうしてるとか眉の描き方とか、まつげを伸ばすのに「エグータム」を使っていたらこんなに長くなった!とか、女性同士が集まると終了予定時間を大きくオーバーしてしまうほど盛り上がります。

お茶会は基本的に「サロンの休業日」に開催しています。先日も食事会(レストラン)をした後、サロンに戻ってお茶会をしたら「エグータム」はじめ商品がバンバン売れてしまい一気に在庫切れになったほどです。

(注)お茶会だけで3時間~4時間掛かります。お茶会、恐るべし。

集客とリピートが安定することで、美容室の売上げも安定します。安定すると経営者のあなたは気持ちに余裕が生まれます。その余裕がお客さまに伝わるのでさらにお店にとって良いお客さまを呼ぶサイクルが出来てくるのです。ぜひ実行して売上げをアップさせてください!!

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